Lemma数学ロードマップ

P3 · ステージ 3 高校数学

数と式・関数

集合と命題、式と証明、二次関数、複素数と方程式、三角関数、指数関数と対数関数、数列と数学的帰納法

執筆中 · 0 / 7 章目安 40〜55 時間

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補足

この科目は執筆中です。 各章を順に追加していきます。高校数学をどのくらい覚えているかは、診断テスト 3(高校数学) で確かめられます。

概要

高校数学の前半の柱である「数と式」と「関数」を扱います。集合と命題、式の証明、二次関数、複素数と方程式、三角関数、指数関数・対数関数、数列と数学的帰納法——どれも大学の数学で毎日のように使う道具です。

高校では、時間の制約もあって、公式を覚えて使うことが中心になりがちです。この科目では、公式がなぜ成り立つのかを証明つきで確かめながら進みます。たとえば、三角関数の加法定理を自分で証明する、指数を負の数や分数に広げるときに「なぜそう定めるのか」を考える、数学的帰納法が「なぜ正しい証明法なのか」を理解する、といったことです。これは、大学の 00 数学の言葉 への準備にもなります。

前提知識

対応する科目

章 高校の科目
第1章 集合と命題 数学 I
第2章 式と証明 数学 II
第3章 二次関数 数学 I
第4章 複素数と方程式 数学 II
第5章 三角比から三角関数へ 数学 I・II
第6章 指数関数と対数関数 数学 II
第7章 数列と数学的帰納法 数学 B

現行の学習指導要領(2018 年告示、2022 年度から実施)にもとづく目安です。

到達目標

  • [ ] 必要条件・十分条件、対偶、背理法を正しく使い、「すべて」「ある」を含む命題の否定を作れる
  • [ ] 恒等式・不等式を証明でき、相加平均と相乗平均の関係やコーシー・シュワルツの不等式を使える
  • [ ] 平方完成によって二次関数の最大・最小を求め、判別式とグラフの関係を説明できる
  • [ ] 複素数の計算、解と係数の関係、剰余の定理・因数定理を使って高次方程式を扱える
  • [ ] 弧度法と単位円で三角関数を定義し、加法定理を証明できる
  • [ ] 指数を実数まで広げる考え方を説明し、指数関数・対数関数のグラフと性質を扱える
  • [ ] 数列の和と漸化式を扱い、数学的帰納法で証明を書ける

章立て

章 内容
第1章 集合と命題(準備中) 集合の演算、ド・モルガンの法則、必要条件と十分条件、逆・裏・対偶、背理法、命題の否定
第2章 式と証明(準備中) 整式の除法、恒等式、等式・不等式の証明、相加平均と相乗平均、コーシー・シュワルツの不等式、三角不等式
第3章 二次関数(準備中) グラフの移動、平方完成、最大と最小、判別式、二次不等式
第4章 複素数と方程式(準備中) 複素数を考える理由、複素数の計算、解と係数の関係、剰余の定理と因数定理、高次方程式
第5章 三角比から三角関数へ(準備中) 三角比、一般角と弧度法、単位円による定義、グラフ、加法定理とその証明、三角関数の合成
第6章 指数関数と対数関数(準備中) 指数の拡張、指数法則、指数関数、対数の性質、対数関数、常用対数
第7章 数列と数学的帰納法(準備中) 等差数列・等比数列、和の記号、漸化式、数学的帰納法

学習時間の目安と進め方

  • 1 章あたり 5〜8 時間(本文と演習問題)、全体で 40〜55 時間ほどです。
  • 第1章(集合と命題)は、すべての章の「ことば」です。最初に読んでください。
  • 第5章(三角関数)・第6章(指数関数と対数関数)は、P4 微分積分 の前に読んでおく必要があります。
  • 公式を見たら、まず自分で導けるか試してください。導けた公式は忘れても困りません。

参考文献

  • 松坂和夫『数学読本 1〜6』(岩波書店):中学程度から大学初年級までを、ていねいな語り口で一続きに解説したシリーズです。学び直しに最適です。
  • 芳沢光雄『新体系・高校数学の教科書(上・下)』(講談社ブルーバックス):高校数学の全体を、大人の学び直し向けに体系的にまとめた本です。
  • 数研出版編集部『チャート式 基礎からの数学』シリーズ(数研出版):高校数学の定番の参考書です。例題と練習問題で計算力を補いたいときに。
  • 文部科学省『高等学校学習指導要領(平成 30 年告示)解説 数学編 理数編』:高校で学ぶ内容とそのねらいの公式の解説です。
  • I. M. Gelfand, M. Saul, Trigonometry (Birkhäuser):三角比から三角関数・加法定理までを、考えさせる問題とともに解説した本です(英語)。
  • I. M. Gelfand, E. G. Glagoleva, E. E. Shnol, Functions and Graphs (Birkhäuser):関数とグラフの見方を、手を動かしながら身につけられる小著です(英語)。

次に学ぶもの

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