Lemma数学ロードマップ

P2 · ステージ 2 中学数学

中学数学

正負の数、文字式と方程式、展開・因数分解と平方根、二次方程式、関数、図形と証明、円と三平方の定理、データの活用と確率

執筆中 · 0 / 8 章目安 30〜40 時間

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前提となる科目½P1 算数
この科目の次にf(x)P3 数と式・関数⚀P6 確率・統計

補足

この科目は執筆中です。 各章を順に追加していきます。中学数学をどのくらい覚えているかは、診断テスト 2(中学数学) で確かめられます。

概要

中学校で、数学は「算数」から大きく姿を変えます。負の数によって数の世界が広がり、文字を使うことで「いつでも成り立つこと」を書けるようになり、関数によって変化をとらえ、図形の証明によって「なぜ正しいのか」を筋道立てて説明するようになります。文字と証明との出会い——それが中学数学の核心です。

この科目は、中学数学を学び直したい大人、中学生の子をもつ保護者、先取りしたい人のために、次のことを中心に書いています。

  • 「負 × 負はなぜ正なのか」「移項はなぜできるのか」「解の公式はどこから来るのか」といったなぜに、きちんと答えること
  • 文字式・方程式・関数・証明が、高校・大学の数学でどう育つのかを示すこと
  • 中学生がつまずきやすいところと、その原因

前提知識

学年との対応

章 主に学ぶ学年
第1章 正負の数 中学 1 年
第2章 文字式と方程式 中学 1〜2 年
第3章 式の展開・因数分解と平方根 中学 3 年
第4章 二次方程式 中学 3 年
第5章 関数 中学 1〜3 年
第6章 図形と証明 中学 1〜3 年
第7章 円と三平方の定理・空間図形 中学 1 年・3 年
第8章 データの活用と確率 中学 1〜3 年

現行の学習指導要領(2017 年告示、2021 年度から実施)にもとづく目安です。教科書によって扱う時期が多少前後します。

到達目標

  • [ ] 負の数を含む四則計算の規則(特に 負 × 負 = 正)を、分配法則から説明できる
  • [ ] 文字式を使って「いつでも成り立つこと」を説明でき、等式の性質から方程式の解き方を説明できる
  • [ ] 乗法公式・因数分解を使いこなし、2\sqrt{2} が無理数であることを証明できる
  • [ ] 平方完成によって二次方程式の解の公式を導ける
  • [ ] 関数の意味を説明でき、一次関数と y=ax2y = ax^2 の変化の割合とグラフを扱える
  • [ ] 合同・相似の条件を使って、根拠を示しながら図形の証明を書ける
  • [ ] 円周角の定理と三平方の定理を証明し、長さや角の計算に使える
  • [ ] 箱ひげ図を読み取り、確率を「同様に確からしい」ことにもとづいて計算できる

章立て

章 内容
第1章 正負の数(準備中) 負の数の意味、数直線と絶対値、加法と減法、負 × 負はなぜ正か、除法、素因数分解
第2章 文字式と方程式(準備中) 文字を使う意味、式の計算、文字式による説明、等式の性質と一次方程式、連立方程式
第3章 式の展開・因数分解と平方根(準備中) 乗法公式、因数分解、平方根、2\sqrt{2} が無理数であること、根号を含む計算
第4章 二次方程式(準備中) 因数分解・平方根による解法、平方完成と解の公式、解の個数
第5章 関数(準備中) 関数とは、比例・反比例、一次関数、y=ax2y = ax^2、変化の割合とグラフ
第6章 図形と証明(準備中) 作図、平行線と角、合同条件と証明の書き方、平行四辺形、相似、中点連結定理
第7章 円と三平方の定理・空間図形(準備中) 空間図形の位置関係と体積、円周角の定理、三平方の定理の証明と利用
第8章 データの活用と確率(準備中) ヒストグラム、四分位数と箱ひげ図、確率の意味と計算、標本調査

学習時間の目安と進め方

  • 1 章あたり 3〜5 時間(本文と演習問題)、全体で 30〜40 時間ほどです。
  • 第1・2章(負の数と文字式)は、その後のすべての章の土台です。ここは飛ばさずに読んでください。
  • 第5章(関数)と第6章(図形と証明)は、どちらから読んでもかまいません。
  • 証明は「読む」だけでなく、本を閉じて自分で書いてみてください。根拠を一つずつ書くことが、高校・大学の数学への準備になります。

参考文献

  • 文部科学省『中学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 数学編』:中学校で学ぶ内容とそのねらいの公式の解説です。
  • 芳沢光雄『新体系・中学数学の教科書(上・下)』(講談社ブルーバックス):中学数学の全体を、大人の学び直し向けに体系的にまとめた本です。
  • 吉田武『虚数の情緒』(東海大学出版会):「中学生からの全方位独学法」をうたう大著で、数の広がりを中学の内容から複素数まで一気にたどれます。
  • 小平邦彦『幾何への誘い』(岩波現代文庫):初等幾何(ユークリッド幾何)を、数学者が公理の立場から見直した本です。図形の証明の背景を知りたい人に。
  • I. M. Gelfand, A. Shen, Algebra (Birkhäuser):中高生向けに書かれた代数の入門書で、式の計算の「なぜ」を問題を通して学べます(英語)。

次に学ぶもの

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